ワーママ・ケアマネたきぼんの介護・子育て

ケアマネたきぼんのこころが軽くなる介護・子育て・生活のヒント

夫が発熱①!!受診からPCR検査の結果が出るまで。

夫が発熱しました(;´Д`)

 

この時期です。新型コロナウィルスへ感染したのではないか?

PCR検査結果がわかるまで、我が家に緊張が走り、不安な時間を過ごしました。

高齢者施設でケアマネをしている私の職場にも緊張が走りました。

 

その経過記録を書きたいと思います。

新型コロナ感染を疑う症状が出た時に、どういう経過でPCR検査までつながるのか、

どのような対応がされたのか、自宅では行ったのか。参考になれば幸いです。

 

1.症状の経過

12/1(火) 

・朝、頭痛が出現。片頭痛持ちであるため、「いつもの症状だ」との認識。

・帰宅後、こめかみに強い痛みが出現。市販の鎮痛剤内服して就寝。 

・夜間は痛みでほとんど眠れず。

12/2(水)

・起床時体温37.2℃。頭痛・腰痛あり。

・再度検温し36.7℃。感冒症状なく、平熱のため出勤。

・日中は頭痛軽減していたが、帰宅後に痛み強くなる。鎮痛剤内服。

12/3(木)

・体温36.6℃。日中は頭痛治まり出勤。

・夜間、頭痛強まる。ほとんど眠れず不眠。体温は36.6℃。

12/4(金)

・体温36.7℃。頭痛は和らぎ、出勤。

・夜間も痛みが治まり、熟睡できる。

12/5(土) 発熱!

・朝、軽い頭痛あり。

・13時「熱っぽい」とのことで検温。37.8℃の発熱。

・症状:頭痛あり、顔も赤い。腰から下肢に痛みあり。

 

2.受診相談から検査まで

頭痛が5日間も継続していること、発熱したこと、年齢が60歳を超えており、高血圧症、心疾患との基礎疾患があることから、受診が必要と判断しました。新型コロナウィルスへの感染も否定できないこと、重症化するリスク世代でもあり、早い対応が必要と思いました。

しかし、5日は土曜日の午後。かかりつけ医は休診です。焦りました。

区報で『発熱、咳・痰、倦怠感などの症状があるときの相談・受診方法』を確認。

そのフローチャートに沿って行動することにしました。

 

(1)自治体の発熱相談センターへ電話(13:10)

・対応は平日の8時半~17時15分まで、と記載ありましたが、電話してみる。

 →「都道府県の発熱相談センターへ連絡してください・。」とのメッセージ(;'∀')。

 

(2)東京都発熱相談センターへ電話(13:30)

・なかなか繋がりません。「電話が込み合っているので、後程おかけください。」と

自動で通話が切断されました。

・5回ほどかけ続けて、6回目で繋がりました\(^o^)/

 

(3)東京都発熱相談センターでのやりとり

①誰の相談か。性別、年齢、基礎疾患の有無と内容を聞かれる。

②住所地の確認。

③具体的な症状と経過を説明。

発熱相談センターの見解

・かかりつけ医に相談するように言われるが、かかりつけ医は土曜午後休診であることを説明すると、住所地に近く、土日診療している病院を探すとのこと。しばらく電話をつなげたまま待つ。

・住まいの近隣のクリニックを3件紹介を受ける。

・自分でこの3つのクリニックへ電話し、症状を説明し、発熱しているが診察できるか、土曜日に対応しているかを確認してくださいと言われる( ゚Д゚)。

→「土曜日に診察できるクリニックを紹介してくださっているのではないのか」と質問すると、ネットの情報では診察できると記載あるが、実際は電話して確認が必要とのこと。

・万が一、紹介されたクリニック全てで断られた場合はどうしたらいいかを確認。

相談員さんは「その場合は再度発熱相談センターへ電話してください。その場合、異なる相談員が対応することになるので、お手数ですが最初から症状や経過を説明が必要になりますが、ご了承ください。」とのこと。

 

相談の記録は残していないことがわかる。指示に従いクリニックへ電話して、断られた場合は最初からの相談になるとのことでした。

それは時間がかかる…。せめて電話の記録を残してくれると、どんな相談をしたのか共有が早いのに、と思いましたが、相談件数も多く、都道府県という広域での対応なので、そういう対応は困難なのでしょう。

東京都の発熱相談センターは24時間対応です。本当にありがたいです。

 

(4)紹介されたクリニックへ電話

14時。まずは自宅から近いクリニックから電話しました。確認すると、発熱外来があり、本日の予約枠が空いていれば診察可能とのこと\(^o^)/。

発熱してぐったりしている夫を連れて、遠くのクリニックまでは行けないと思っていたので、助かりました。神様に感謝するくらい。

予約が取れた場合、どうやって連れて行こうか。車に乗せ、病院で車いすを借りて対応するしかないよね。そもそも駐車場はあるのだろうか。と思いつつも、まずは状況を説明し指示に従うことにしました。

 

・現在の症状と、12/1からの経過を説明。東京都発熱相談センターで紹介を受けたこと、初診であることを併せて説明する。

・発熱外来の対応可能、オンラインで予約するよう指示あり。本日受診できるかは、

予約状況によるので、まずはホームページからWEB予約するよう説明を受ける。

 

(5)ホームページでWEB予約

ホームページを確認すると、夕方に予約枠が空いていました\(^o^)/

・まずは本人情報登録と保険証の写真登録。

・希望の時間を登録して、予約完了。

・次に問診票のページになり、詳細を記載して送信。

・クリニックから電話あり。受診の流れの説明を受ける。

 受診はオンラインで行うとのことでした。クリニックとラインでお友達となり、

 予約時間に医師からビデオ電話にて診察するとのこと!!

 ぐったりしている夫をどうやって受診させようか悩んでいたことが解決されました。

・LINEでお友達登録。

 クリニックのID検索でお友達になろうとしたら、できなかった!!なんで?

 私は格安スマホを利用しているので、キャリアを通じてのLINEの年齢確認ができない

 ので、ID検索ができないとのこと( ゚Д゚)。焦りました。

 予約確定のメールより、無事にLINEお友達登録完了!

 

(6)オンライン診察

・予約時間まで待つと、医師からライン電話がくる。ビデオ通話で受診する。

・事前に詳しく問診票を送っていたので、簡単に経緯と現在の病状について確認。

・医師は「基礎疾患があり、60歳以上の年齢なので、PCR検査を受けてください。」と検査の指示をいただく。

・妻の私は高齢者施設で勤務しており、できれば一緒にPCR検査をしたい旨を相談する。医師は、「現段階では症状のない奥様のPCR検査の指示は出せない。ご主人の結果次第で相談しましょう。」とのことで、私のPCR検査は今日はできず。

PCR検査を予約するので、連絡を待つようにと指示を受ける。医師の話では、本日検査すれば翌日には結果が出るので、医師から連絡するとのこと。

・薬処方。鎮痛剤(発熱時・痛み時)と抗生剤。しっかり飲むようにと。

 

(7)会社へ連絡

・高齢者施設で働く私は、家族や自分がPCR検査を受けることが決まった時点で、会社へ報告が義務つけられているため、会社へ報告する。

・夫の症状の経緯、受診の結果PCR検査を行うことを報告。症状が出た経緯詳細を報告した。PCR検査が終了し、帰宅後に再度連絡することになる。

 

(8)PCR検査へ

・オンライン診察後、30分位で病院からラインで連絡。本日の会計とPCR検査の書類の受け取り方法、PCR検査の予約時間のお知らせ。

・予約は18時1分。会場に5分前に到着するようとの指示。

・会計については、誰にも会わないような工夫がされており、時間と場所指定で私がクリニックへ向かい、手続きをする。インターフォンを鳴らし、受付さんと訪問を伝え、無人の相談室へ向かい、手続きした。

・予約時間に間に合うように、自宅を車で出る。もう何年も運転していないペーパードライバーの私が、ハンドルを握る(;'∀')

・会場へ到着し、駐車場で予約時間まで待つ。5分前に会場に入る。

・防護服に身を包まれた看護師さんたちに囲まれ、夫は検査へ。不安…。

・インフルエンザ検査、PCR検査の両方を受ける。インフルエンザは陰性とすぐ判明。

・会計をして、自宅へ戻る。

 

(9)自宅へ戻り、自宅で感染対応開始。

PCR検査結果が出るまで、夫は自宅寝室へ隔離する。寝室は汚染場所とし、入るのは私だけに限定。息子は立ち入らないように指示。

・夫は寝室とトイレのみ使用を制限し、使用後はすべて消毒する。

・家族全員でマスク着用。寝室前に消毒液(ハイターを薄めたもの、アルコール液)

、雑巾、使い捨て手袋、マスク、タオルを設置。出入り前後に消毒を実施。

汚染マスクやティッシュ等、夫が使用したものを捨てる蓋つきゴミ箱を寝室内に設置。

・施設で行う感染症発症時の対策を自宅でできるよう、準備する。

 

夫が陽性だった場合、私と息子は濃厚接触者となる。

明日の結果次第では、私と息子の生活も変わる。職場もかなり動揺が走るだろう。

そう思うと、胃がキリキリする・・・。

 

(10)会社へ連絡

・再度会社へ連絡。

・夫の症状発症の経緯、医師の見解、PCR検査について再度詳細を報告する。

・夫が発症した1週間前からの、私の行動記録の確認。特に、入居者様、ご家族様のどなたと会って話したか、接触したかの詳細を確認される。新型コロナ感染拡大となってから、私は自分の行動記録を手帳にしていたので、思い出すのに苦労せずに報告できた。しっかり記録しておいて良かった!!

・明日の夫のPCR検査結果をすぐに報告すること、陽性だった場合の流れ等の説明を受ける。陽性だったら、ほんとうにまずい(;´Д`)

 

(11)12月6日

・朝、夫は36.3℃と解熱。だるさや頭痛も軽減。顔色はよく、体調は良さそうな印象。

・内服して体も軽くなってきたとのこと。あとは検査結果を待つばかり・・・。

・10:30自宅の電話が鳴る。クリニックの医師からだった。

「検査結果は陰性です。」

やったーーーーーー\(^o^)/

 

医師より、

・処方薬は飲み切るように。

・変化があればクリニックへ連絡すること。

・陰性の証明書が必要であれば、別途診断書を作成する。

現在の症状を説明し、医師は「それなら良かった。ゆっくり静養してください。」とのこと。

 

会社へ報告し、無事、私の月曜日の出勤も認められる。

上司からも「本当に良かった」と言われ、会社も安堵している様子。

そりゃそうです。もし、私が濃厚接触者だったら・・・・。陽性だったら。

高齢者施設でのクラスター発生・・・という最悪な事態もありえるからです。

 

本当に緊張した二日間でした。

PCR検査の結果が出るまでは、生きた心地がしませんでした。

 

今回の件で思うこと。

体調に少しでも変化があった場合は、すぐにかかりつけ医に相談することが大切だということです。

夫は土曜の午後に熱発し、かかりつけ医は休診で相談できませんでした。

金曜日の時点で一度、かかりつけ医を受診していたら、また違った見解になったかもしれません。主治医でない医師は、夫の年齢と基礎疾患を確認し、新型コロナに感染していた場合、重症化するリスクがあるからPCR検査を指示したのだと思います。主治医だったらどう判断したか・・・。難しい判断です。

今回の意思と同じように検査を勧めたかもしれません。

 

今回は家族である私が相談センターへの連絡や、問診等々動けました。

これが一人暮らしで、体調悪くてご自身では連絡や相談もできない状態だったら…。

オンライン受診やLINEでのビデオ通話とか、高齢者世帯では対応できたであろうか。

 

実際に病院へ行かずのオンライン診察はとても便利だと思いました。

しかし、高齢者や独居の人など、具合が悪い本人が手配できるかどうか、自分だったら対応できる自信がありません。課題の一つであると思いました。

 

 

いつどこで誰が感染してもおかしくない新型コロナウィルス。

改めて日ごろの感染対策をしっかり行おうと心に誓いました。

 

この記事が、少しでもお役に立てますように。