特定施設 4回目ワクチン接種後の体調不調者の増加。
特定施設でケアマネをしています。
9月に入居者様が新型コロナワクチン4回目接種が終わりました。
季節の変わり目で気温の変化が激しい時期になり、秋から冬へと季節が移りゆきます。
そのような中、入居者様の体調不調やお看取りへの移行など、皆さんに体調の変化が起きています。ここにきて急に(;^_^A。
私の勤める施設に入居者様は平均年齢85歳を超えています。90歳でもお若いほう。
90代後半から102歳までと超高齢者の皆様です。寿命を迎えつつある方々と考えてもいい状況です。しかし10月に入り、急に状態低下の方が増えています。心配です。
10月にご逝去された方 2名
現在ホームでお看取り介護をしている方 4名
お看取りに向かっている方 2名
誤嚥性肺炎での発熱者 2名
いつの間にか骨折で腰痛のある方 1名
誤嚥性肺炎で入院者 1名
骨折で入院者 1名
9月以降、急に状態変化の方が増えてしまいました( ノД`)シクシク…
ご逝去されたお一人の方は、4回目ワクチンを接種翌日に、血中酸素飽和度が低下して病状悪化されました。もともと間質性肺炎の持病があり、在宅酸素療法を受けていました。治療して一旦回復の兆しが見られていたのですが、接種後12日目に残念ながら永眠されました(´;ω;`)。
この方は、入居前に接種した3回目ワクチンの後遺症がひどかったとのことで、ご本人様は「4回目は打ちたくない。」と希望されていました。しかし、ご家族様の強い希望にご本人様も渋々ではありますが納得され、接種票に署名くださったのです。
状態悪化とご逝去がワクチン接種と関連があるかは、わかりません。
主治医は翌日の酸素飽和度低下を「ワクチンの副反応ではないか。」と見立てをしていました。副反応であればしばらくすれば落ち着くだろうと・・・。実際、3日目位から症状は落ち着き始めました。
残念なのは、ご本人様が「接種したくない」とはっきり希望していたことと、異なった対応となったことです。もしも・・・という仮定は考えてはいけないと思いますが、
もしも接種しなければ状態変化のきっかけにはならなかったのではないか。そう思わずにはいられません。
どちらが良かったのかは誰にもわかりません。選択に正解はないと思います。
その時の状況でより良い選択をした、ということです。
でも、ご本人様があれほど「接種したくない。」との思いを、叶えてあげた方が良かったのではないか、と考えてしまいます。意思を変えさせてまでの接種。
ケアマネの私は、どんな助言をしたら良かったのか。
接種の有無について助言はできません。ご本人様、ご家族様の意思での選択です。
しかし、ご本人様の「4回目は接種したくない。」との思いを、改めて私からもご家族様へ伝えても良かったのかもしれません。
考えても考えても、難しいです。
体調不調の皆様が、どうか症状が改善されますように。祈るばかりです。