ワーママ・ケアマネたきぼんの介護・子育て

ケアマネたきぼんのこころが軽くなる介護・子育て・生活のヒント

母とWEB面会~結構しっかりしていた(*´▽`*)~

特別養護老人ホームに入居している母と、1か月ぶりのWEB面会。

今日の母は理解もしっかりしていて、会話も順調だった(*´▽`*)

 

変わらずに元気にしている様子。

笑顔でちょっとボケをかましますが、コロナ禍下で会えない日々、外出などの生活の

刺激が減っている中でも、母なりに順応して頑張っている様子でした。感謝です💛

 

息子も恥ずかしそうだったけど、WEB面会に登場。

私の後ろにちょこっと写る程度でしたが、母は久しぶりに会う(見る)孫に笑顔。

とても嬉しそうだった( *´艸`)。

 

「勉強は頑張っているの?」

「身長はいくつになったの?」

「(体重は)何キロになったの?」

 

と母がいろいろ質問しているのに、恥ずかしがって答える声も小さい(;´Д`)

横で聞いている私は、イライラ。

はっきり話しなさいよーと注意する始末(;´Д`)

 

でも母は、そんな孫の様子をニコニコと見守ってくれている💛

そういう祖母の存在が、息子にとって本当に大きかったと思う。

施設に入所し、新型コロナ禍でなかなか会えなくなってしまったのが本当に残念。

 

7月に介護保険のケアプランが更新の月を迎える。

担当のケアマネさんから、家族の要望を知らせてほしいと依頼があったばかり。

ふと、母に質問してみた。

「お母さん、これからの生活でのやりたいこととか、希望はある?」

 

母は、「長生きしたいわね。」と。

はっきり意思を伝えてくれた。

 

今まではあまり積極的に「こうしたい」と意志を伝えることは少なかった。

「特にないわね~」ということが多かった。家族から促されて、「パンを食べに行きたいわ」などと言わされていたことが多かった。

 

なので、嬉しい(*´▽`*)

 

今は自由に会えないけれど、生きていれば必ず会える日が来る。楽しく過ごす日が絶対やってくる。だから、元気に長生きしてね。心から願います。

 

母は、新型コロナワクチンを2回とも無事に接種し、特に大きな副反応もなく過ごしているそう。良かった。

 

人はリアルに会って、近くで触れて、話すことが大切だと思います。

新型コロナウィルス騒動で、より実感しました。

画面越しでは伝わらないことがある。言葉はなくとも会うからこそ伝わることがある。

改めてそう感じたこの1年半だった。

 

しかし、最初は戸惑っていた母も、徐々に画面越しの面会にも慣れてきたようだ。

月に1回はこのペースでWEB面会で交流し、もう1回は好きなものを差し入れに行こう。会えないけれど、施設の外で「来たよ~」と気持ちを送って。

 

親孝行をしまいまま、今の状況になってしまったと、私は後悔の念がある。

できるだけ母に寄り添い、一緒に過ごしたい。そう思ってずっと支えてきた。

それができないもどかしさ。コロナを恨む気持ちもある。

 

でも、母は、なんだろう。いろいろな思いを超越してしまったような感じ。

自分の境遇も、病に倒れて後遺症が残ったことも、自宅を離れ施設に入居せざる負えなくなったことも、きっと苦しく思う時期があったと思う。

今の母の笑顔を見ていると、そんな思いも乗り越えた、とても強い笑顔。

いつか直接会える日が来たら、母に聞いてみたいと思う。

病に倒れたこと、今の状況、今の境遇をどう思っているのか、を。

 

家族がワクチンン接種を全て終えたら、面会できるようになるのだろうか。

ワクチンを接種することでリアルに母と会えるようになるのであれば、喜んで接種しよう。

 

昨年の9月、10月は、面談室でお互い2m離れて、アクリル板越しで、15分だけ、面会することができました。

2mも離れての面会では、話が伝わらないよ~と不満に思ったものですが、今思えば、

それでも会えることの意義が大きかったと思います。

それから8か月。母の身体機能も徐々に低下しているようです。

 

・車椅子を自分で動かして移動。今まではリビング→トイレ間は移動できていたが、

 最近は途中で助けを求めるようになった。

・手すりにつかまっての立ち上がり~立位保持の力が低下している。日によっては、

 立位を維持できず、すぐに腰を下ろそうとする様子も見られる。

 

生活動作で、自分でトイレを利用できることはとても大切な要素だと思っています。

在宅の限界は一人でトイレに行けなくなる時だと、先輩ケアマネに教わりました。

本当にそう思います。

 

母は左麻痺があるので、一人でトイレ動作は完結できません。でも、

・尿意があること

・今いる場所からトイレまで移動できること

・職員の見守りと軽介助で、車椅子⇔便座の移乗ができること

が、母にとって生活の質を維持できるラインなのだと思います。

 

85歳という年齢もあり、徐々に身体機能は低下していくと思いますが、

できるだけ長い期間、自分の力でできるように、頑張って欲しいです。

 

さて、次の週末に、ケアプランの家族の要望についてまとめて連絡しよう。

母にどのように生活してほしいか。じっくり考えよう。