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2021年仕事始めと高齢者施設での面会

1月5日(火)2021年私の仕事始めでした。

 

3日に「緊急事態宣言発布を検討」とのニュースがあり、夫の会社では

4日の仕事始めはリモートワークへ変更。以降、できるだけリモートワークを行うとの指示があり、出勤予定を調整していました。

 

私は通常通り出勤。バスや電車は思ったより人出がありました。

おそらく今週中に1都3県での緊急事態宣言が発布されるでしょう。

お正月の感染者数の拡大は本当に恐怖でした。冬は感染数が増えるとわかっていたけれど、実際の感染者増加を目の当たりにすると、恐ろしさを感じずにはいられません。

 

わが職場、高齢者施設での対応について。

昨年の緊急事態宣言時では面会禁止や外部サービスの利用禁止などの対応を行いました。今回はどうするのか、本社の判断を待っています。今日の段階では本社からの発信はなく、制限のある中で面会対応を継続しています。1日5枠の面会時間はほぼ予約でいっぱいの状態が続いています。

 

働いている一職員としての意見としては、家族等の面会は禁止しWEB面会へ切り替えすることがよいと考えています。

高齢者施設で起こっている感染は、外出や外部からの持ち込みによるものが大半といわれています。毎日通勤している職員はウィルスの媒介者にならぬよう、私生活や行動をを厳しく制限して細心の注意をはらっています。感染予防に対する知識を持っています。感染しないためにどう行動すべきかの視点で、自らの行動制限を行うよう会社から求められています。医療関係の方々も同様です。

しかし、一般に通常に生活されている場合は、そこまでの厳しい行動制限はできないのが現実だと思います。ウィルスを持ち込ませないようにする対応は難しいと思います。

今やどこで誰が感染してもおかしくない状況です。私も症状がないだけで陽性かもしれません。感染するリスクはみな同じです。今は、外部との接触を最小限にして感染防止に努める時ときが再び来たのかなと思っています。苦渋の選択です。

 

親を高齢者施設へ入居させている家族としての立場での意見は異なります。

実際に会っての面会を続けてほしいと思っています。

母の施設では昨年2/20から面会禁止措置が取られました。10月に厚労省からの面会制限緩和についての指針が出た後は、「15分間・2m離れて・3人まで」という条件のもと、面会ができるようになりました。2回会えました。

しかし、感染者数増加を受けて、12月からは再び面会禁止になりました。

実際に会って話をすること、触れ合うことの大切さを実感しています。

WEB越しだと、こちらの想いがうまく伝わらず、母の言葉や非言語コミュニケーションも伝わりにくい。耳も目の状態もよくない母は、タブレット越しの声は聞き取りにくく、会話も職員が間に入らなければ成り立たないこともあります。面会しているけれど、通じ合えない寂しさ…。その経験から考えると、実際に合う面会の大切さを痛感しています。

 

本当に悩ましいです。

 

そんなことを考えながらの仕事始めでした。

休み中の仕事も溜まっていて、今週はハイスピードで頑張ろうと思います。