2020年の大みそか
2020年が終わります。
この一年は新型コロナに始まり、コロナに終わる一年でした。
我が家の年末年始はいつもと異なり、家族だけで"うち"で過ごす静かなお正月。
それでも家族と繋がっていたくて、
カウントダウン23時55分には妹と、
お正月の夕方は施設に入居している母と、オンラインで話すことにしました。
たったそれだけの予定だけど、今からすごく楽しみです( *´艸`)
12/31は、午前中に買い出し。お刺身や生鮮食品を購入。
午後はおせちの準備です。
うちで過ごす年末年始だからいつもより時間があり、お正月料理をゆっくり準備する余
裕があります。家族3人分のお祝い膳をいつもより丁寧に作れる。そんな時間も大切だなあ、と思いました。
早めに夕食。
いつもはテレビは消して食事をするのですが、大みそかはOK(^_-)-☆。
紅白歌合戦を鑑賞しながら、家族でゆっくりと食事しました。
毎年のお楽しみの紅白歌合戦。今年は見ごたえがありました!
どの曲も愛を感じる応援歌。聴いていて元気が湧き出ました。
新型コロナウィルス感染拡大で、未曾有の年となった2020年。
最前線で闘っている医療現場、重篤化しやすい高齢者を支援している介護業界、
経済縮小で影響を受けている様々な職業のみなさま、いつもの学校生活や学生生活ができない子供たち、学生たち・・・・。本当に生活や常識や日常生活が変わってしまった、行動変容を余儀なくされた、我慢の一年だった。
そんな苦しい一年の最後の日に、歌で温かいエールをいただいた。
リアルで会いたい人に会いたい。
画面越しでは気持ちが伝わりにくい。もどかしい。
そばでゆっくり話したい。触れたい。
みんなそんな思いを抱きながら、我慢していたこの日々。
2021年は少しでもその苦しさが落ち着き、会い人に会えることができる、
そんな一年になってほしいと切に願います。
母は特別養護老人ホームで暮らしています。
2020年2月20日から面会禁止になりました。緊急事態宣言が発令するずっと前に、施設側が英断しました。対応には納得でした。面会する家族によってウィルスが持ち込まれたら、容易にクラスターが発生してしまう。リスクの高い高齢者なので、重篤化し、最悪は死へ繋がってしまう。その恐ろしさを考えたら、面会を制限せざるを得ない。
しかし、面会禁止期間が長引く中で、リアルに会いたい気持ちが湧き上がりました。
Web面会は月1回くらいのペースでしていました。
でも、画面越しだと気持ちが伝わらない、母の気持ちも感じることができない。
もどかしい思いでいっぱいでした。
リアルに人と会うことの大切さを思い知らされた一年でした。
まだまだ新型コロナウィルスとの闘いは続きます。
うまく共生しなければならないでしょう。
その中でも、人と人との関りを大切にできる、リアルに会うことができる工夫を
見つけていかなければなりません。折り合いをつけながら、自分たちの生活も立て直していく。そんな気持ちで2021年を生きていきたいと思います。
穏やかで健やかな佳い年となりますように。