2020年新型コロナと共に過ごした日々
もう11月も下旬になり、2020年もあとひと月あまり。
新型コロナウィルスの感染拡大によって、生活が一変した一年だった。
本当ならば、7月から東京オリンピックが開催され、国内は活気にあふれ、賑わっていたはず。中2の息子はきっとボランティアで、会場のお手伝いをしていたはず。
私はチケットは当たらなかったけど、家族や友人とTVで応援していたはず。
特養にいる母と面会や外出を楽しみ、誕生日や敬老の日をお祝いし、年末年始の計画を立てていただろう。
母や家族、親せき、友人に簡単には会えなくなり、楽しい企画もできにくくなった。
そんな一年が終わる。
来年はどんな一年になるのだろうか。せめて、会いたい人と会えるようなそんな日々であってほしいと願います。
2020年2月新型コロナウィルスの感染者が日本国内で見られるようになり、
2/27都知事が外出自粛要請を発表した。外出自粛要請を出すという報道があってから、
近所のスーパーは行列となり、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、保存がきく食品等の買い占めが起こり、どこも品薄状態になった。かごを持った人々は、殺気立ちどんどん食品を入れていく…。異常な風景だった。
私はちょうど2/27は仕事が休みで、買い出しの日だったためスーパーへ。入場規制、行列、品薄の店内、爆買いの様子を見て、ひるんでしまい、何も買わず帰宅した。
落ち着くまであるものと、災害用に備蓄していたもので乗り越えようと。
学校は宣言の翌週月曜日3/4から休校。すべての行事や進級に関することも中止に。
4/7首相による緊急事態宣言発布。5/6まで。
・学校は休校継続、解除の時期未定。
・保育園も保育縮小。親が二人とも医療・警察以外の職種以外は、自宅保育となる。
介護職員は特例に含まれず、私の勤める施設でも育児中のママが出勤できなくなる。
2名のスタッフが休職となり、欠員状態で仕事を回すことになった。独身者と子供の
いない職員に負担が増していく。
4/10東京都知事 営業自粛要請が必要な職種を発表。
4/11~休業や営業時間短縮の対応が始まる。
4/18近隣の施設や病院でコロナ陽性が出る。ひたひたと忍び寄ってくる感じが恐怖。
この日は雷雨なのに、スーパーは買いもの客の車で大渋滞。店舗も大混雑で、入場規制がかかる。
4/23濃厚接触者の定義が変更。自分の行動記録を残すこととした。
5/6緊急事態宣言の期限。学校の急行は継続、5/31まで。
息子は自宅で過ごす毎日。中2へ進級したが、そんな実感はなし。私は福祉現場勤務なので、在宅勤務はなし。主人が週の半分が在宅になり、息子と一緒にいてくれるので助かった。
この頃から、オンライン飲み会や、母とのWEB面会、友人や妹と電話で話す時間を設ける。友人や家族とはオンラインでの会話も成り立つし、コミュニケーションが取れた。会えなくても繋がっている感じがあり、鬱々していた心が温かくなった💛
しかし、高齢の母とはWEB面会ではコミュニケーションが取れない!会話も成り立たず、母もイライラする様子が見られた。母は、モニターから移る娘の顔や声が信じられず、しかもタブレットからの私の声は非常に聞き取りにくい様子。職員さんが間に入ってやっと会話が通じる。WEBでも高齢の親とのコミュニケーションは、特に聴覚や判断力の低下がみられる要介護状態の方では、難しいと感じました。
実際に会って会話する時間の大切さ、高齢の親を支えるには非常に大事であると実感。
私の施設でも、家族と会えないことで入居者様の身体機能や認知症状が進行してしまうケースも見られるようになった。どんどん認知症が進む親御さんを見て、ご家族様はやるせない思いでいっぱいだっただろう。
5/25全国で緊急事態宣言が解除となる。
通勤の人手も増えている。外出する人も増加。これから始まるWithコロナの新しい生活。仕事や学びや生活がどのように変わっていくのだろうか。感染予防の工夫をしながらの生活。非常に不安。
4月5月の我が家の生活の変化。
・食費が増加。特に酒代が増加。→ストレス解消に飲食に走った。
・電気代増加。 →自宅生活で終日電気やエアコンをつけてita.
・全体の支出金額は変わらないが、バランスが変わった。教養娯楽はほぼなくなり、
食費にウェートがかかる。
節約すること、収入を増やすことが必要である。
6/2新型コロナ感染者が34人。東京アラート発令。
バスも電車も、駅も街中も人出が多い。6/1からステップ2へ移行して、さらに人出が増えた印象。
6/12東京アラート解除、ステージ3へ。自粛から自制へ変化。
7/9東京での感染者224人。
自宅と職場とスーパーと。生活圏と一緒に過ごす人が特定化される。
休日も自宅で、TVや映画、散歩、買い物という過ごし方に変わる。
動かないのに、飲食料は増えたので、体重も増加(;^_^A
施設に親を預けている家族の皆様から「面会させてほしい」との要望が増加。
厚生労働省も家族と会えない弊害を問題視し、面会緩和の方針を出す。
母の入居している特養も、完全予約制、時間は15分、面会場所限定との条件にて
面会制限を緩和した。
10/18母と面会。8か月ぶりに実際に会えた!やはり実際に会うことが大事だと実感。
11/14二回目の面会。嬉しかった。
11/16の週になり、第三波と取れるような感染者数の増加がみられる。東京も500人を超える感染者数。母の施設では、12月は面会禁止に、WEB面会での対応へ変更するとの連絡。せっかく会えるようになったのに、本当に残念。母の体調が変わらないことを祈るばかり。
そして今日は11月22日。今日の東京の感染者は、速報で391人。
この冬がどうなっていくのか。
政府はGO TO事業の一部見直しを決めたが、具体的にはまだわからず。
「静かにマスク会食」なんて、難しいよね・・・。
本当であれば、妹家族と年末年始の予定を話し合う時期。
結婚してからずっと、年末年始は一緒に過ごしてきた。
今年はそれぞれ自宅で、2021年を迎えることになりそうです。
料理も張り合いがなくなるなー。
自分も家族も友人も同僚も近所の人も、どうか新型コロナに感染しませんように。
みんなが体調を崩さず、新しい年を迎えることができますように。