母が倒れた!!~2016.2.4 発症10日目 母の様子、リハビリ病院見学・相談・情報収集~
たきぼんです。
母は、2016年1月に外出先で脳出血を発症し、突然倒れました。
その日から我が家の生活は一変し、怒涛の日々が始まりました。
家族が突然倒れたら。
それは、悲しみ、号泣、辛い、後悔、自責の念等々…本当に本当に苦しい日々。
4年たった今でも、倒れた日を思い出す。そして「ああすれば良かった」と後悔の思いが湧き上がる。家族が別の対応をしていたら、倒れなかったのではないかと、自分を責め苦しくなる。
私たち家族がどのように考え、治療の方向性を決め、母がどう変化したかを
記事にしていきたいと思います。
人によって、病気によって、状況によって経過は違うと思いますが、脳出血を発症し、後遺症で半身麻痺のある母が、どんな経過で回復し、現在のように安定してきたか。
家族がどのように関わったか。
私たちの体験が、何かのヒントになれば幸いです。
◆入院10日目 母の様子◆
洗濯物を交換する。
水分摂取用のペットボトルを5本補充。
目薬補充(自宅にあったもの)
清浄綿補充
・トイレは差し込み便器にて行う。尿意あり、ナースコールで看護師に知らせている。
オムツへの失禁は少なく、間に合うこともある様子。良かった!
・2/3~点滴は左手首へ変更。チューブを引き抜くなどの危険行動はなし。
・水分摂取:800~900ml/日。やや少なめ。
今日も穏やかで落ち着いていた。
リハビリ病院へ転院したら、1日三時間リハビリなんだって!と話したら、「それくらいやらないとね~」と、意欲的。今の病院でリハビリできないのを残念に思っている。
トイレは、差し込み便器で実施。間に合わないこともあるようだけど、何度かは成功しているとのこと!これは進歩!!
髪を洗っていないと気にしている様子あり。ナースに確認して、水の要らないシャンプーで洗髪しました。気持ちいいわぁ~と喜んでいた。やはりきれい好きで、いつもきちんとしている母だから、気になるんだと思う。
母の洗髪を初めて手伝いました。なんか不思議な気持ち。
でも、母に触れることで、私も安心して癒される感じがしました。やっぱり母は偉大
( *´艸`)
「あんたたち娘が来ると元気が出るわ」「娘二人で良かったわ」と話してくれた🎵
やはり、家族が頻繁に顔を見せることで、安心してもらい、気持ちも⤴⤴できると
思う。
「倒れた人の気持ちがよくわかる。元気になったら、同じような人のお世話をしてあげたい。オムツ交換とかしてあげたい」って話してた(*´ω`*)
なんて気持ちの清らかな人なんだろう。だからこそ命が助かったのだと思いました。
私は腹黒いから、そんな風に思えず、運命を呪っているかもしれない…と思ったら、恥ずかしかった😰
少しずつ気持ちも落ち着いてきているのかな。頑張って欲しいし、神のご加護を戴きたい。
<リハビリ病院情報収集>
第一希望の#みどりのリハビリ病院へ連絡、ソーシャルワーカーさんと面談、見学。
2/3の医療面談で第一希望と伝えており、すでに病院より紹介状は送付している。
①病院の印象 :とてもいい印象。こちらの病院に入院したいな。
・広々としてきれいな内装
・リハビリスタッフが多く配置、活気がある。
・明るい、挨拶しっかりで、スタッフさんの感じがとてもよい。
・相談員(メディカルソーシャルワーカー)さんの対応もよい。
・1日の予定が細かく掲示されている。
②病院の現在の状況
・満床である。
・2月の退院予定者はない。
・女性患者さんは10人待機している。
・大部屋は人気で、特に空きにくい状況。
・現段階では3/25までに確実に受け入れられるかは断定できない。受け入れに時間
がかかりそう。次の希望病院も探しておいた方が良い。
③相談員さんからのアドバイス
・リハビリ病院はいくつか申し込みをして、早く入院できるところで決めること。
どの病院も並行相談は可能。
・リハビリは早く始めることが望ましい。転院前にも少しの時間でもリハビリをして
おくこと。
・近隣のリハビリ病院3件を紹介いただく。
母の急性期病院の入院期限は3/25まで。それまでに受け入れ可能なリハビリ病院を探すことが必要となります。
冬場は脳血管系の疾病発症が多く、今の時期はリハビリ病院は満床のところが多いとのことでした。リハビリを終えて退院予定がある、体調が急変しリハビリを続けられなくなって退院する、何かの疾病で治療が必要となり転院する・・・などの状況でなければ、ベッドは空かないそうです(´;ω;`)。
ほかにも候補先を探し、並行して申し込んでおくことが必要と助言を受ける。
新たに紹介された3病院も含め、立地範囲を広げて候補の病院を選ぶことにしました。遠いからいやだ、などの家族のわがままは言ってられないと気づきました(;^_^A。
リハビリ病院リストアップ(再)と空き状況確認
<確認項目>
①3/25までに入院が可能か
②待機人数
③持ち物
④費用
⑤面会時間
大切なことは、急性期病院入院期間の3/25までに転院ができるかということです。
次に私たちが重視したのは④面会時間。小学3年生と保育園児がいるので、面会時間が
長い方が予定が立てやすいからです。
本当は私と妹の自宅から片道1時間の立地も選択ポイントに挙げていたのですが、
みどりのリハさんへ話を聞き、今は空きが少ないと言われたことから、この条件は除外しました( ノД`)。立地やアクセスしやすさは大切ですが、入院期限までに転院でき、少しでも早くリハビリを開始できることが最優先だと気づきました。
それぞれのご家庭によって、重要にするポイントが異なると思います。家族としっかり条件をすり合わせることが大切です。
■麻生リハビリテーション病院:第二希望
・待機者多く、3/25までにベッドが空くかはわからない。
・ほかの病院も探したほうが良い。
・入院日の見通しがついたら、連絡をいただく。
・面会時間9-20時 →長い!これは嬉しい。
・面談や入院判定などの手続きがスムーズにいけば、3月上旬に入院可能!!
問い合わせして初めて入院可能と言われた!!ほっとしました。
病院から紹介状を出してもらいこととしました。
しかし、この病院は実家からは近いけれど、私たちの自宅からはかなり遠いのが難点💦
■七沢リハビリ病院脳卒中センター:候補に入れる。
・2/20までに書類を病院へ提出であれば、3月上旬に入院可能。
・回復期リハビリを提供。概ね3か月で退院する。
・思うように回復できるかはリハビリしてみないとわからない。これ以上の回復が
見込めないと医師が判断したら、リハビリ期間満了を待たず退院となる。
相談員さんからリハビリ病院退院後のことも考えることが大事だと助言いただく。
・その後の行き先や介護をどうするのか。家族は考えているか?
・自分たちの生活を変えてまで在宅で介護をできるのか。
はっとしました。
今はとにかくリハビリ病院への転院ばかりに目を向けてました。
しかし、生活は続きます。リハビリ病院にも入院期限がある。その先も今のうちから
考えておかないといけない!!妹と相談しなければ。
<これから連絡を取る予定のリハビリ病院リスト>
・ふれあい町田ホスピタル(町田市)→⑤
・蒲田リハビリ病院(大田区) →③
・世田谷記念病院(世田谷区) →④
・五反田リハビリ病院(品川区) →①
・玉川病院(世田谷区)
・永生病院(八王子)
・原宿リハビリ病院(渋谷区) →②
・新緑総合病院(横浜市) →⑥
・湘南中央病院(神奈川県藤沢市) →友人のPTさんから紹介。リハビリよい。
・海老名リハビリサポートセンター(海老名市)
→友人のPTさんから紹介。リハビリよい。
・有隣病院(世田谷区)
・南町田病院(町田市)
範囲を広げて調べると結構たくさんの病院がありました。
ホームページを確認し、良さそうな①~⑥から電話。次に残りの病院を順々に連絡することにしました。
かなり気の遠くなる作業ですが、妹と分担して頑張って確認します。
明日の面会で、「さがみリハビリテーション病院」「七沢リハビリ病院脳卒中センター」に紹介状送付を依頼しよう。
少しでも母にとっていい病院とご縁がありますように。