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母が脳出血で倒れた ~主治医と今後の治療の話し合い 2016.発症10日目の記録~

今日は1/25に脳出血で倒れた母の、治療経過と今後について主治医との話し合いの日。

 

妹はインフルエンザA型に罹患し、欠席。

私一人で臨みます。

 

母の生命力と生きる希望、気持ちを信じて、リハビリ病院への転院へと決めたい。

79歳で寝たきりになるのは勿体ないし、家族は悲しい。

ぜひとも希望を持ち、歩んでほしいと願うばかり・・・。

 

冷静に主治医の話をよく聞き、家族の希望を伝えていこう。

 

どうか、転院先が決まりますように。

母の運の強さを信じたい。

護っていて、お兄ちゃん!先祖のみなさま!!!

 

【主治医との話し合い事前準備】

①母の希望の確認

②家族の希望を話し合い、妹と同意しておく。

③それぞれの夫にも意向を伝える。

④転院したいリハビリ病院のリスト作り

 →リハビリ病院7カ所、療養型病院1カ所を選定。

 <病院選定の条件>

  ・妹と私が1時間以内で通えること。

  ・妹と私の住まいの中間地点の地域または、実家周辺の立地。

 

【家族の希望】

・リハビリを行って在宅へ戻りたい。

・トイレが一人で行けるようになってほしい。

 

【住まいの状況】

・実家はエレベーターのない4階。車いす生活では自宅へ戻ることは困難。

・私または妹の家に引き取る、又は実家で同居する。

 

【主治医への確認事項】

①現在の病状と今後の治療内容

②後遺症の状況と予後

③リハビリして回復が見込めるか

 

14:30から主治医佐藤医師と面談。

1.治療の経過(理想的な経過をたどっているのか)

・一般的な治癒経過をたどっている。

脳出血は止まった。新たな出血はない。

・右脳の血種は吸収されつつある。

・CT検査:経過は順調。血種はほぼ吸収されている。少し血種が残っているが、

     間もなく吸収されるだろう。

 

2.後遺症について

・左半身麻痺

・嚥下機能低下(麻痺のため飲み込みにくくなるだろう)

・後遺症が固定されるまで半年。失った機能を補助するためにリハビリは有効。

・リハビリは本人のやる気次第であること、行うならば家族のサポートが大事である。

 

3.今後の治療内容

・血圧を下げること。→内服薬でのコントロール

・脱水を予防すること。

・既往症である多発性脳梗塞の治療でワーファリン(血栓防止のための血液サラサラ

 薬)を内服していたが、出血を助長するため中止する。

 

4.再発リスク

・年齢が上がると再発リスクが高まる。

脳出血再発の可能性はある。

・多発性脳梗塞の治療でワーファリンを中止しているため、血栓が発生しての脳梗塞

 発症のリスクもある。

 

5.生活上の留意点

・血圧を適正にコントロールしていく。

・脱水を予防する。→しっかり水分を摂取する。

・生活習慣の積み重ねが大切。再発のリスクをいかに減らすか考えて生活すること。

 

6.結論

リハビリ病院への転院の方向で進めていく。

まずは第一希望のリハビリ病院へ打診、病院より紹介状を送付する。

家族は、希望するリハビリ病院の相談員とコンタクトを取り、見学や説明を受けておくこと。

 

まずは経過が順調で良かった。

そして主治医にリハビリ病院への転院について同意を得られ、ほっとしました。

 

母にとってリハビリは未知の世界、きついものだと思います。

母の意欲を引き出せるように、家族が精神的に身体的に支えることが必要となります。

母の覚悟も大切ですが、私たち娘は家族の役割をしっかり果たすという覚悟を持たなければならないと思いました。

 

さあ、明日から忙しくなります。

私も頑張らないと。