凸凹息子の高校受験奮闘記 ~併願優遇って??~
高校受験を控えた息子。
先日、保護者面談に臨む!!
撃沈・・・(;´Д`) 併願優遇を希望する私立高校、全滅でした~(´;ω;`)ウッ…
私たち親世代の高校受験とは異なることがたくさんで、親が戸惑う今どきの高校受験。
我が家も手探りで奮闘中。
息子は都立高校が第一志望。
私立高校は第二希望ということで、併願優遇という推薦制度を活用します。
併願優遇って?
古い時代を生きた私には、最初はさっぱりわかりませんでした。
昔でいうと滑り止め・・・というような位置付けが近いのですが、異なるのは、希望する私立高校の内申基準を満たしていれば、12月の進学相談で中学校の先生と希望する私立高校の先生とが面談し、ほぼ合格が確定するというしくみです。第一希望の都立高校が不合格であった場合は、必ず入学することが条件です。2月上旬に入学試験はあるものの、余程のことがない限り合格を約束されることになります。
なので、受験生は都立高校受験に安心して集中できます。私立高校受験の対策勉強をせずに都立対策に取り組めます。万が一不合格であっても高校浪人せず、進学ができるという利点があります。
へぇ~!!それはなんて嬉しい制度(*^▽^*)
と、思いましたが、デメリットもありました。
併願優遇で希望を出せる私立高校の内申基準は、一般入試や単願推薦入試に比べ高い!
つまり、自分の実力と同水準の私立高校へは希望を出せず、一段階ほど下げる必要があるのですΣ(・ω・ノ)ノ!内申基準も高いです。
ええええ~(;'∀') なんで~~~???
併願優遇に対応する私立高校としては、自校は第二希望になるので、都立高校が合格したらその生徒は入学しない。不合格な場合に入学する生徒なので、できれば成績の良い生徒を確保したい。そのため、併願優遇の内申基準を高めに設定しているそうです。
学校側としてはできれば第一希望で受験する生徒を優先させたいのです。
私立高校は学校経営があるので、シビアに対応しているのでしょう。
さて、息子の場合。ここがいいな、と考えていた併願優遇希望の私立高校2校。
先日の面談で先生に伝えると・・・、
「う~ん。応募の内申基準を満たしてないですね。」
「もう一度私立高校を見学し、改めて希望の学校を選んでください。11月中に!」
え~、絶対無理ですか???
「経験上、これから内申がぐっと上がることはないので、無理ですね。」
と一刀両断・・・。
先生・・・そんなぁ・・・( ノД`)シクシク…
甘かった。毎月の模試で何となく点数が取れていると思っていましたが、
学校側の基準は、学校の内申点と学力テストの結果がベースで検討するとのこと。
息子は学校の学力テストでは点数が取れていなかったのです!!
やはり内申点と学校の試験が重要でした。
3年の2学期にそんなことが分かっても、もうどうしようもありません・・・。
あとは、期末テストで現在の内申点をキープすること。そして、都立高校受験に向けて、当日の試験でいかに点数を上げられるかにかかってくるということです!!
内申点により、当日の試験点数が何点で合格できるか目安があります。
内申点が高ければ、試験点数が低くても合格の可能性があります。
低い内申点の場合は、当日試験で高い点数を取らなければ合格できないのです( ゚Д゚)
改めて、内申点って本当に大事なのですね。
学校の試験を大切に頑張り、生活態度も、学習への姿勢、部活や委員会、生徒会、地域の活動等々・・・日々の積み重ね。それが一番大切なんだと、今頃痛感しました。
面談での先生の話に、私は動揺。
息子は自分のことなのに、なんだか涼しい顔(;´д`)。
ねえ、大丈夫???と、本気で心配になりました。
時間がない中、これから併願優遇の私立高校選びを白紙から始めます。
「この高校に行きたい!!」と思える第二志望校を選べますように。
不安ですが、ひと踏ん張り、息子に頑張ってもらいましょう。
自分のことでないから、本当に難しい・・・。