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高齢者施設 新型コロナワクチン4回目接種の案内

入居している母の施設から、新型コロナワクチン4回目接種の案内が来ました。

こちらの施設では2月に3回目接種を実施、5カ月経過したので4回目接種が準備できたとのこと。今回もファイザー社。母の施設ではずっとファイザー社です。

 

「1回目のワクチン接種時に同意書を提出しているので、保証人の同意は不要」

 

家族から何も連絡しなければ、自動的に4回、5回・・・と接種が続けられることになります(;´Д`)。

 

早速施設相談員へ連絡し、【ワクチン接種はしない】と連絡しました。

 

母は、2回目まで接種していました。

しかし、今年の1月に施設内クラスターで新型コロナに感染、死の縁を彷徨いました。

ワクチン接種していても感染はします。重症化だってすることがわかりました。

母は幸い肺炎は発症せず、一時的に危ない状態ではありましたが、軽症でした。

母のもともとの体力・免疫力、生きる力で乗り越えたのだと思います。

感染した入居者は、母以外は身体機能の低下などの後遺症が見られているそうです。

 

クラスター対応中の2月に、新型コロナワクチン3回目の案内が来ました。

施設クラスターが発生しているので、3回目の接種を前倒しにするとのことでした。

 

母は既に感染して陽性であるし、その時点では治療中。コロナと闘っているなかで、

ワクチンを接種してさらに体に負担をかけることは断固としてしたくない。

とどめを刺しそうで怖かったのです。

家族も同意。同じ考えでした。

 

今では元気に回復しています。

 

そして4回目のワクチン接種の案内。

もう、接種はしなくてよいと思います。家族とどうするか話し合いました。

 

・一度感染しているし、接種しても感染するときは感染するだろう。

・他の病気と同じで、罹患したら治療を受けよう。

・86歳という年齢を考慮したら、ほかの病気でも命を落とす可能性がある。

・再度新型コロナに感染しても仕方ないと覚悟しよう。

・いつその日が来てもいいように、面会や差し入れの頻度を多くし交流しよう。

・母が少しでも今の生活を長く継続できるよう、工夫していこう。

 

このような考えで家族で同意しました。

 

まだまだ治験中のワクチンです。接種したほうがよいのかどうか、答えは出せません。

ただ、母は感染して自然抗体もできていることでしょう(どのくらい効果が続くかは不明ですが)。病気に身体が負けてしまうのはある意味自然のことかもしれません。

ならば、身体に負担がかかるワクチン接種は見送りたい。そう決断しました。

 

新型コロナだけを特に怖がるのではなく、誤嚥性肺炎、転倒による骨折廃用、尿路感染症などなど、高齢者が罹患しやすい病気はたくさんあります。また、加齢による老化もあるでしょう。

 

様々なリスクがあるなかで、どのように生きるか。

 

それが一番大切なのではないか、と思いました。