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母の入所施設で新型コロナクラスター発生⑦~母の感染経過12日目~

 

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相談員から連絡。母が発症して12日目までの様子。

1/28に38.4℃の発熱後、新薬モルヌピラビルを即投与。

1/29に36.6℃に解熱。それから個室隔離で毎日経過観察を行っていました。

幸いその後熱は出ず、徐々に傾向で食事も摂れるようになり、個室隔離丸10日目を迎えました(/・ω・)/

 

2/7主治医が母の状態を確認し、感染対応介助の指示。発症して12日目にして、ようやく一般エリアへ戻ることができました!!

本当に安心しました。

 

■母の経過記録■

1/31(発症4日目)

・体温:36.5℃

・酸素飽和度:96%

・血圧108/64

・食事:

 朝:ゼリー食全量

 昼:通常食へ変更。5割摂取。車椅子に移乗して食事摂取できたそう。

・症状:症状なし

・活気:コミュニケーション良好

・体調は変わりなく、いい方向に向かっている。

 

2/1(発症6日目)

・体温:36.5℃

・酸素飽和度:96%以上維持

・食事:通常食半量+栄養ゼリー。車椅子座位保持良好。

・症状:症状なし

・活気:コミュニケーション良好。声掛けに反応良い。

食事量はまだ感染前の摂取量に戻らず、半量程度です。体重の減少が心配。

 

2/4(発症8日目)

・体温:36台℃

・酸素飽和度:98%以上維持

・食事:通常食半量+栄養ゼリー。車椅子座位保持良好。

・症状:症状なし

・活気:コミュニケーション良好。声掛けに反応良い。

このまま咳や痰などの症状が出なければ、2/8に一般エリアへ移動できるとのこと。

 

2/8(発症12日目)

個室感染隔離エリアから一般エリアへ移動できました(*´▽`*)。

長かったです。

新型コロナ感染から12日目。危険な状態は脱し、症状も落ち着きました。

施設のスタッフの尽力と主治医の的確な判断と処置に感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、何よりも母自身が頑張りました!母の体力と免疫力、生きる力に感謝です。

 

これからの生活での心配な点は、

・食事量の回復状況

・身体機能、精神機能の回復状況 です。

どのくらい感染前の心身状況に戻れるのか・・・。

欲を言えば、感染前の状態に戻って欲しい。回復してほしいと切に願います。

でも、命が助かっただけで、本当にありがたいことですよね。

 

治療の方針と延命治療について

新型コロナ禍で母と直接会うこともできない状況が続いていました。

施設で感染者が出たと聞いたときは、絶望感でいっぱいでした。

そして母が発熱したと聞いたとき、次に会うときはお骨になってからではないかと恐怖でした。

 

どうしたらいいのか。家族に何ができるのか。

 

◆母の免疫力を信じ、祈ること。

◆そして、家族と今後の治療方針のすり合わせと、母の最期について話し合うこと。

 

ただ、それだけでした。

 

妹と最悪な状態になった場合を想定し、どのような状態になったらどう治療するか、延命治療について等、じっくり話し合う場を設けられたのはとても良かったと思います。

家族が同じ思いで、同じ方向を向いて、母の治療に臨むことの大切さを実感しました。

もちろん前提には母本人の希望や意思を踏まえて、の決断です。

 

思えば、2016年に母が脳出血で倒れた時も話し合っていました。

しかし危険な状態を脱し、リハビリして元気を取り戻してきた中で、私たちの心の中では母が死に向かう場合にどうするか、という思いは薄れていました。

 

以前、今後の治療について母が話していたことを思い出し、その意思を妹と確認し、共有して、もう一度考えるいいきっかけになったと思います。

 

高齢の母に限らず、生きている私たちは、いつどこで何が起こるかわかりません。

どのような治療を望むのか、どんな最期を迎えたいか、考えておくこと。

その思いを家族に話していたりノートに記載したりすることで、残された家族が治療の選択をするときに、本当に本当に迷いなく、本人の意思を大切にしながら決めることができると思います。全部が希望通りにはならないかもしれませんが、大事な選択を迫られる家族にとっては、心の拠り所になることでしょう。

 

母の新型コロナ感染の経験を通じて、痛感しました。

私自身も準備をすることと、夫や妹など大切な家族の意思も確認しておこう。