ワーママ・ケアマネたきぼんの介護・子育て

ケアマネたきぼんのこころが軽くなる介護・子育て・生活のヒント

施設職員に新型コロナ感染者が出てしまった!!

息子の夏休み最終日と、新学期初日にお休みをいただき、息子をフォロー。

無事に新学期初日を終えて、ほっとしました♬

 

そして9月最初の出勤。

事務所に着くと、施設長が神妙な表情で近づいてくる。

何かあった・・・???

 

夜勤専従スタッフが8.31に発熱し、9.1新型コロナ陽性が判明したとのこと。

9.1に全入居者様の保証人様へ電話にて説明を始めているが、13時までに保証人様全員へ電話連絡をしなければならないので、まずばその対応をしてくださいとの指示でした。

 

今まで私の勤務する施設では、厨房職員のコロナ陽性は2件あったものの、入居者様と職員の新型コロナウィルス感染はなく経過していました。本当に奇跡的な状況でした。

 

いよいよ新型コロナウィルスの脅威がひたひたと近づいてきたことを実感。

怖いです・・・。

 

<経緯>

スタッフは家庭内感染のようです。

8.25まで ご主人が沖縄に10日間の出張。→自宅へ戻る。

8.29 娘さんが発熱。

8.30 娘さんPCR検査で陽性。ご主人が発熱。

8.31 ご主人PCR検査で陽性。スタッフと長男が発熱。

9.1 スタッフと長男がPCR検査で陽性。

 

ご主人は沖縄出張で感染した可能性あります。

娘さんは家族感染か、先に発熱・陽性になっていた友人からの感染かは不明。

スタッフと長男さんは家庭内感染の可能性。

 

ご家族みなが発熱と倦怠感の症状が出現しています。

しかし、入院はできず、自宅療養とのことです。

 

一人が感染すると、家族全員に感染を拡大させてしまう。

家族全員が自宅で療養するということは、本当に不安なことでしょう。

急変する可能もあります。食事は?買い物は?不安な日々を過ごしていると思うと

心が痛みます。早くの回復を祈るばかりです。

 

施設にも激震が走りました。

彼女の勤務状態を確認した際、8.19が最終勤務日。その後、休みを取っていました。

保健所に確認したところ、施設には濃厚接触者はなく、彼女から感染拡大は起きないとの見解でした。安心しました。

 

全保証人様へ連絡し、事情を説明しました。

施設には濃厚接触者はなく、体調不良者もいないことを説明すると、皆さん安心されました。そして、「大変な中、感染防止対応を進めてくださりありがとうございます。」と、温かいお言葉をいただきました( *´艸`)

 

デルタ株が猛威をふるっている中、いつどこで誰が感染してもおかしくない状況です。

家庭内感染の恐ろしさも実感しました。

 

新型コロナウィルス感染が始まって感じたこと。それは、

やりたい、したいと思ったことは、先送りせず、今すぐやるべきであること。

今を悔いなく生きる。いつかやろう・・・ではなく、今やろう。

 

以前から病気や事故や災害など、何が起きてもおかしくない人生を歩んできた。

でも命を脅かす何かが起こることは、実感のないことだった。

 

しかし、新型コロナウィルスが拡大してきている今、変わってしまった。

いつ自分が感染して、もしかしたら帰らぬ人になるかもしれない。

残念ながらそうなってしまったときに、後悔なく旅立てるように。

 

やりたいと思ったことは、先送りせずに今すぐやろう。

会いたい人がいれば、連絡しよう。会いに行こう。

親に伝えたいこと、確認したいことがあったら、今すぐ伝えよう。聞こう。

 

私は後悔していることがあります。

施設に入居している母。今後の治療の希望について、ぼんやりと希望を聞いていた。

しかし、しっかり母の意思を確認し、ノートに残すことをしていなかった。

そのうちに、と思っていた。

そうしたら、新型コロナウィルス感染拡大で、母と自由に会えなくなってしまったことで、気持ちをゆっくり聞く機会を逃してしまったのです。

WEB面会はしていますが、そこで聞く内容でもありません。

そういう大事なことは、直接会って、手を触れて、表情を確認しながらゆっくり話すことが大切です。それができなくなってしまった。

そして、いつゆっくり会えるのかわからない状況の中で、もし母が急変したら、

母の思いに沿った対応ができないかもしれないという恐怖。本当に恐ろしいことだと実感しています。

あの時、自由に会えていた時。先送りせず、すぐに気持ちを聞いていたら。

後悔しています。

 

なので、やりたい、しなければならないと思ったことは、すぐにやるようにしたいと

思っています。大事な話し合いは、本当に思い立ったらすぐに。