新型コロナ 高齢者施設での第二回目接種 ~ファイザー社 副反応のまとめと副反応予防のアイディア~
高齢者施設優先接種枠で、新型コロナワクチン2回目の接種。
職員と入居者様を2グループに分けて実施しました。
職員25名、入居者19名 計44名接種しました。
接種当日から翌日までの経過はこちらから ↓
takachan417coco.hatenablog.com
<私の副反応経過>
7.27 11時にワクチン接種。夕方から接種部の痛みと熱っぽさが出現。
7.28 明け方から37.8℃の熱発と頭痛で苦しむ。
7.29 ようやく36℃台へ解熱したが、頭痛は継続。苦しい。仕事を休む。
昼頃、頭痛が治まる!!
7.30(接種後3日目)やっと出勤できました(*´▽`*)。
2日目接種後の副反応出現については覚悟していました。
しかし・・・・
こんなに辛いとは( ノД`)
職員に11人の副反応が出現し、翌日と翌々日のシフトが壊滅的に。
欠員でシフトを回したり、公休を変更して出勤してもらうなど、施設長は調整に追われていたとのことです・・💦すみません・・・(仕方ないことですが・・・・)。
<施設内副反応まとめ>
接種当日不調の出現(職員):2名
翌日副反応出現(職員) :9名
接種後3日目に副反応出現(入居者):1名 計12名
*職員の44%に副反応出現。入居者を含めた全体では約3割に副反応出現。
症状
①接種当日出現
・動悸・息切れ・血圧の上昇・発汗 1名
・血圧の低下・貧血様の症状 1名
②翌日出現した副反応
・発熱・頭痛 3名
・発熱・関節痛・全身の筋肉痛 2名
・発熱・吐き気 1名
・発熱・下痢 1名 (発熱は7名)
・頭痛 1名
・倦怠感 1名
③接種3日後に出現した副反応
・コロナアーム(上腕全体の発疹) 1名
発熱した7名のうち、2日で解熱した人は6名、解熱に3日かかった人が1名。
接種した4~5割が何らかの副反応が出たことになります。出現率高いですよね。
職員は20代~60代が接種しましたが、年齢に関わらず副反応は出現しました。
若い子で副反応が軽い又は出ない人もあり、50代で強い副反応が出たなど。
モデルナアームと呼ばれている症状が初めて見られた方がいました。接種部位を中心に、上腕全体に赤い斑点のような発疹が出ています。痒み痛みはない様子です。
副反応の出現の有無や程度は、本当に人それぞれなのだとわかりました。
<一緒に受けた施設長の対応>
30代の施設長の例です。一緒に2回目の接種を受けました。
夕方36.9℃と「熱が上がりそうだ」と話していました。明日は休みになりそうですね、なんてのんきに会話していたのですが・・・。
翌日私が発熱の報告をすると、施設長は「発熱なく、だるさなどの副反応はない」
というではありませんかΣ(・ω・ノ)ノ
後日確認すると、事前に解熱剤を服用したとのことです!
①接種当日の夕方、熱っぽい感じがしたときに、カロナール1錠内服。
②翌日の朝、発熱はなかったが、再度カロナール1錠を内服。
解熱剤カロナールを症状が出る前に予防的に内服したことで、発熱・頭痛の症状は出現せず、またその他の副反応も出現せず、出勤できたとのことでした。
副反応が出ないと身体も楽で、日常生活に支障なく過ごせたとのこと。
施設長という立場で、簡単に休むことのできない状況。解熱剤を予防的に使用することで、苦しい副反応に悩まずに済んだようです。
症状がないのに解熱剤を内服することには、若干抵抗はあります。
しかし、どうしても仕事を休めない・・・という環境の方には、有効な手段なのかもしれません。
ちなみに施設長が内服した解熱剤「カロナール」は、医師の処方薬だそうです。
特にコロナワクチン接種後に使用するために処方されたのではなく、たまたま自宅に
残っていたとのこと。手元にあったのはラッキーでした。
新型コロナワクチン接種を控えている方は、かかりつけ医に相談してみると良いと思います。きっと処方してくださるでしょう。
市販薬でも効果あると思いますが、処方薬の方が効果は高そうですね。
私は内服薬は使用せず、自然回復を目指しました。
強い頭痛の時は、バファリン薬を飲もうか悩みましたが、副反応で病ではないとわかっていたので、ひたすら寝ることで我慢していました。
しかし、痛みは生活の質(QOL)を低下させます。症状によっては上手に使うことで
楽になることも大切だと思います。
妹は来月1回目のワクチン接種を控えています。夫婦同日に2回に接種を受けなければならないとのことです。二人で副反応で寝込んだら、子どもの世話が大変になります。
今回の施設長の対応の情報を伝え、かかりつけ医へ相談するようアドバイスしようと思います。