新型コロナウィルス ワクチン接種のこと~主治医の見解~
新型コロナワクチン接種は、ずっと迷って迷って、接種しない方向で考えていました。
しかし、自分に冠攣縮性狭心症が見つかったことで、「持病を持つ人」の分類となりました。心臓病、糖尿病、腎臓病、高血圧等々の持病がある人は、新型コロナウィルスに罹患すると重症化しやすいことはわかっています。私もリスクある分類に入ります。
どうしようか・・・。
私が勤務する世田谷区では、高齢者へのワクチン接種が全国一早く行われます。
施設入居の高齢者へ世田谷区から案内が届き始めています。施設ではご本人様、保証人様へ意思確認をしている最中です。
併せて施設職員にも優先接種の連絡がありました。今月末が回答期日です。
スタッフさんも迷いながら、ご自身で接種の有無を決めています。まだ答えを出せていないスタッフもいます。
心電図ホルダーを外しに行った際、医師に相談してみました。
医師の見解を伺いました。忘れないようにメモ( ..)φメモメモ
先生の見解は 【ワクチンは接種することが望ましい】
・コロナに対するワクチンは、10年前のSARSの時から始められていた。
だから新型コロナウィルスが判明してからの開発ではない。
・安全性が不安ですが…
→アナフラキシーショックが出た人は数パーセント。日本人女性に多いのは、使用
しているシャンプーの成分と合わなかった可能性がある。接種後の痛みや腫れ等の
副反応は出るが、これは許容範囲。体に異物が入ることによる自然な反応。
・ワクチンの効果は本当にあるのか?
→ワクチンの効果(感染しても発症を防ぐ)は研究報告によると70%である。
通常、薬の臨床試験では、10%の効果で成功と判断、認可される。現在の薬で
最も効果が高いのはコレステロール薬の30%。今回の新型コロナワクチンは70%
の効果が認められる。接種する意義はあると考える。
・ヒトの遺伝子が変わるなどの弊害はないのか?
→ヒトの遺伝子は2重らせん構造。新型コロナワクチンの遺伝子は1重らせん構造。
異なるらせん構造であるため、新型コロナワクチンを接種することで、ヒトの遺伝
子が組み替えられることは現段階では起きないと考えている。
・花粉症があり、今回攣縮性狭心症が判明した。接種しても問題ないのか?
→問題はない。むしろ心臓病の持病があるのだから、感染・発症したら重症化リスク
がある。重症化リスクを防ぐことを最優先すべきではないか。花粉症については、
特に何か薬や食物でアナフラキシーショックを起こしたことがないのであれば、接種
に問題はないと考える。
↓
先生としては、接種しないリスクと接種するリスクを天秤にかけた際、海外の状況を加味すると、現段階では接種することで、通常の生活に戻れる可能性がある。持病のある方や高齢者が発症せず過ごせれば、コロナ病棟のひっ迫や医療従事者の負担増を改善できる可能性がある。だから、接種できる時期が来たら、接種することを勧める。
アメリカではワクチン接種が進むことで、マスクを着用していれば往来も解禁するとの考えを表明した。イギリスではほぼ全国民がワクチンを接種、新規感染者の減少が見られている。ワクチン接種が進んでいないEU諸国では、変異種による新規感染が拡大している。この違いは何か、ワクチン接種の有無である。
との見解でした。
新型コロナワクチンについては、賛否両論のいろいろな考えがあります。
異なる意見を発している医師や研究者もいます。
新しいワクチンだけに、その安全性に不安があります。報道ではわからない何かが
あるのかもしれません。調べれば調べるほど、不安が増しています(;´д`)
ワクチンや薬に副作用は必ずあると思います。
何を優先して行動するか。
・私は介護施設で働いているので、ウィルスの媒体にはなってはいけない。
・新たに心疾患が見つかり、感染・発症すれば重篤化のリスクがあります。
・息子が成人し社会に出るまでは、しっかり家族を支えたい。
しかし、こんな思いもあります。
*自分の免疫力で感染・発症は防止できるのではないか。
*免疫力アップする生活をすればいいのではないか。
*周囲に感染者はまだいない。遠くの存在である。
*新しいワクチンは不安。自分の遺伝子が変わったり、20~30年後に新しい疾病に罹患
し、それが新型コロナワクチンの影響だとわかったら後悔してしまう。
*人間改造に繋がらないのか。
自分がどうすればいいのか、本当に本当に悩みます。
もう少し悩み、答えを出したいと思います。