社会的PCR検査~2回目実施
今日は職場の高齢者施設での、2回目の社会的PCR検査でした。
1月に初回検査を受けました。期間をおいての2回目の検査です。
世田谷区では、介護施設職員を対象に無症状者へのPCR検査を進めています。
いわゆる「社会的PCR検査」です。
重症化リスクの高い施設内の感染者発見が重要だとの考えで開始されました。
国も財政支援を行っているとのことです。
検査の目的は、次の3点です。
・施設利用者への感染を未然に防ぎ、重症化をさけること
・感染者または感染疑いのある方に接触した可能性の高い方に対して、早期に対応を
すること
・施設内でのクラスター発生を抑制すること
このような「社会的PCR検査」を行うことで、施設感染を防ぐための迅速な対応につなげ、職員が安心して業務に従事できように、福祉サービスを止めない環境を築くことが目的です。(世田谷区HPより抜粋)
対象の施設は、介護事業所の他に、障害者施設、一時保護所、児童養護施設、保育園、幼稚園、小中学校、学童、放課後預かり施設の職員など、多岐にわたります。
今回は職員は希望者のみ検査、入居者様も希望者のみの検査でした。
職員は7名、入居者様は36名が検査を受けました。PCR検査結果は明日14時頃です。
私は2回目の検査を希望しました。職員の希望が少なかったのには驚きましたが、
自分で考え、自身の判断で決めていいと思います。
報道でもあったように、PCR検査は万能ではありません。検査した時点での感染の有無をはかるものです。明日は感染しているかもしれません。
また、精度も7割ほどです。3割は擬陽性や偽陰性が含まれます。陰性との結果が出たからと言って、絶対に新型コロナウィルスに感染していないとは限らない。また、逆も然りです。そういう本質を理解したうえで判断することが大切だと思います。
明日の14時頃に結果が出ます。
1月の初めての検査では、結果が気になり、かなりドキドキしました。
今回は少し、落ち着いて結果を待てそうです。
結果が判明次第、今回検査を受けた入居者様のご家族へ電話連絡をします。
うちの施設では、このような連絡は人海戦術で電話で連絡します(;^_^A
すごい労力がかかります。でも、直接施設長やリーダー職、ケアマネから、電話で丁寧に説明します。そういうスタイルを継続しているのです。
本音的では、例えば面会制限延長や、PCR検査陰性の結果連絡などは、
手紙やメールなどでの情報発信でもいいのではないか、と思うときもあります。
日中に連絡がつくご家族の方は、徐々に少なくなっています。皆さんお仕事されている方が保証人となっているケースの増加によるものです。
私の母の施設では、病気や命に関わること、緊急時以外の家族への連絡は、書類(郵送)か、アプリを活用してのメール発信です。仕事をしている自分にとっては、
時間を選ばずに施設からの連絡事項を確認し、必要に応じて担当者へ連絡を取れる、アプリを活用するとのシステムはとても便利で、助かっています。
定年の延長などで働くシニアはますます増えていきます。
仕事と介護を両立する方も増えています。そして、これからの方は、PCやスマホを使いこなす世代です。施設との情報共有や連絡事項も、メール機能を活用する時代に入っていくことでしょう。
わが社もそういう波に乗れるよう、改変していくことが必要ですね。
明日の午後は、電話対応・・・頑張ります。