冠攣縮性狭心症と共に生きるための日常の工夫
↑ キッチンのニトロペン
↑ リビングのニトロペン
↑ 寝室のニトロペン
冠攣縮性狭心症(かんれんしゅくせいきょうしんしょう)
と思われると、診断された私。
*冠攣縮性狭心症とは
冠動脈が一時的に過剰に収縮してしまうことで血流障害を生じてしまうことで生じる狭心症。心臓の血管がコレステロールなどの付着で狭くなる狭心症とは異なるもの。
お守りのニトロペン(ニトロのジェネリック医薬品)という薬を常備することになりました。
#しらき医師のアドバイス通り、自宅と通勤カバンに配備しています( *´艸`)
家族や親しい友人、職場の同僚にも状況を説明。私に症状が出ていたら、家に常備している、もしくは財布の中からニトロペンの内服を手伝ってほしいとお願いしました。
特に、症状が出る時間が夕方~翌日の午前中なので、同僚の助けが必要です。
家族には、薬の配置場所を伝え、もしもの時はそこの薬を内服させてと説明しました。
☆ニトロペンの使い方・保管場所☆
医師からは、ニトロペンの使用方法、保管方法について下記のような指示をいただきました。
1.ニトロペン使用方法
・症状が出たら、迷わずニトロペンを内服すること。
・内服が遅れると、命の危険が増す。少しの症状でも、「おかしい?」と思ったら
迷わず内服する。副作用は少ない薬なので、どんどん使用すること。
・舌の裏に入れて、ゆっくり口の中で溶かす舌下錠。
・1~2分で狭心症状が治まる。
・内服して2分以上経過しても症状が治まらないときは、もう1錠追加する。
1回に3錠まで使用可能とのこと。
2.ニトロペンの常備方法 ←☆重要!!!
①いつも持つカバン
②職場の机
③自宅でいつもいる場所 →キッチン、リビング、寝室など。
どこで症状が起きてもすぐにニトロペンを内服できるよう、各場所に2錠ずつ、
わかりやすく表示して常備しておく。
3.我が家の工夫
ニトロペンを2錠ずつチャック式ポリ袋にいれ、「ニトロペン」と記載して、
5袋作りました。
①いつも持つカバンに入れる。
・財布 ×1
・保険証・診察券セット ×1
②職場の机には入れず、①の場所を同僚に伝え助けてもらうことにした。
③自宅でいつもいる場所
キッチン、リビング、寝室で過ごすことが多いですね。各場所に配置しました。
誰でもわかりやすいように、ポリ袋のまま張り付ました!
・キッチン:換気扇の下の壁に貼り付ける。 ×1
・リビング:ソファー横の収納BOXの側面 ×1
・寝室:仏壇の下 ×1 計5袋
いずれも手が届きやすく、家族もパッと見てわかるように配置しました。
いつもは保険証を財布に入れて、診察券やお薬手帳は自宅へ保管していました。
しかし、今回の診断で「保険証、診察券、お薬手帳ポーチ」を用意。
100均で購入したチャック付きB5メッシュポーチに、下記をまとめて入れます。
保険証
診察券(カードフォルダーへまとめる)
お薬手帳(既往症リストを記入)
ニトロペン2錠
緊急連絡先リストメモ(夫、息子、兄弟、職場の氏名・関係性・連絡先)
バッグを変えてもそのポーチごと移動させることで、いつでも携帯できます。
いつどこで発症するかもしれないので、ニトロペンはもちろん、診察券や既往症が
わかるように、また家族へ連絡がスムーズにできるように準備しました。
この医療ポーチは、どなたにも便利だと思います。
私の母は、この医療ポーチを携帯していたため、一人で外出中に倒れた際、救急隊が
かかりつけ医にすぐ連絡でき、搬送先の病院で身元確認と家族への連絡がスムーズに
できました。医師との面談と治療の同意もその日のうちにできました。
病院での治療の同意は、家族しかできません。医師が説明して、今後の治療方針を
家族が同意しなければ治療を進めることができないのです。緊急時にご本人の意思が
確認できない状況では、家族といち早く連絡が取れないと、手遅れになる場合も考え
られます。
身元の確認や、家族への連絡が遅れれば遅れるほど、本人も病院も家族も困ることに
なるのです。
そうならないための、お守りポーチです。ご家族分準備することをお勧めします!
安心お守りのニトロペンを配備し、安心して生活できるようになりました。
あとは、通勤など一人でいるときに症状が出た時に他者へ伝えるヘルプカード、
災害用持ち出し袋へどう用意するか、を検討したいと思います。
50歳を超えて、だんだん身体にも異常が出てくるものですね(;^_^A
長年お医者様には数年に1回ほどしかお世話になっていませんでした。
健康だと過信していましたが、気を付けないといけないお年頃になったようです。
先日の人間ドックでの結果表が届きました。目の検査でD2判定でした(;´д`)。
昨年も指摘されていた緑内障の疑いでしたが、新型コロナで先送りにしていました。
2年連続の結果なので、今回は眼科を受診したいと思います。
こちらも紹介状を作成いただく予定です。
主人の病気と併せて、ぐっと医療費がかかるようになりました。
健康寿命を長く保てるよう、心掛けたいと思います。