ワーママ・ケアマネたきぼんの介護・子育て

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循環器内科を受診 ~冠攣縮性狭心症と判明~

2/9に狭心症を疑う症状が出ていました。

26日の人間ドッグで勧められていた循環器内科受診。

来月でいいかな、とのんびりしていたら、今朝、旦那と息子に叱責!!

「早く受診してきて!!!」

 

重い腰を上げ、今日、通院してきました。

自分のための内科系の通院はすご~く久しぶりです。ここ10年ぐらいは、歯科しか

通っていませんでした。

近所の循環器内科について、一応調べてはありました。看護師の友人にお勧めの医師も確認していたので、そのクリニックを受診することにしました。

 

受診前の準備

・2/9の症状の詳細のメモ

・既往症リスト

・昨年9月の健診結果表(2/26に受けた結果はまだ手元にないので)

・メモ、筆記用具

人間ドッグでの医師の見解のメモ

 

循環器内科受診 ~受診の流れ~

(1)問診票記載

(2)看護師による問診、体重・血圧測定

・2/9の症状の詳細確認、それ以前の症状の確認

・健診結果の質問、確認

・心電図検査

(3)医師の診察

(4)今後の検査予定

 

先生は問診で症状の詳細の確認、普段の生活について、健康診断結果数値を確認し、

丁寧に細かく聞きとりしてくださりました!

 

<問診で回答した内容>

・2/9に胸が締め付けられるような痛み、動悸、冷や汗が出た。

・3~4年前から胸痛や動悸が見られていたが、すぐに治まった。

 しかし、2/9は症状が強かった。

・痛みのない動悸もたびたび出ている。1~2か月に1回くらいの頻度。

・症状が出る時間は? →午前中~日中。夜間はない。

・症状が出る前に運動など心拍が上がる活動をしたか? →していない。

・飲酒の程度は?   →毎日ビール1缶。週末にワイン1/2本。

・喫煙の習慣は?   →なし。家族も喫煙者なし。

・月経について    →状況を説明

・血圧、コレステロール値、血糖値、ヘモグロビンA1Cを確認(健診結果で)

 

医師の見解

問診での回答と、健康診断結果表を合わせて、見解を説明してくださる。

 

冠攣縮性狭心症(かんれんしゅくせいきょうしんしょう)と思われる。」

 

冠攣縮性狭心症は、冠動脈が一時的に過剰に収縮してしまうことで血流障害を生じてしまうものを“冠攣縮性狭心症かんれんしゅくせいきょうしんしょう”とよぶそうです。

心臓の血管がコレステロールなどの付着で狭くなる狭心症ではないとのこと。

 

特徴として、

①安静時に症状が出る。

②夕方~翌朝にかけて出現する。

③日本人に多い。特に閉経後の女性に多く見られる。

とのこと。

 

血管がかなり細くなり、痛みや動悸の症状が出る。

夜中に気づかない発作が起きている可能性がある。

突然死に繋がる怖い病気である。

 

冠攣縮性狭心症は、一般的な狭心症の検査であるカテーテル検査や造影剤による検査では見つからないそうです。

確実に診断をするには、入院して「誘発検査」をする必要があるとのこと。

誘発検査とは、冠攣縮性狭心症の症状を人工的に再現させ、血管の状態や心電図を検査する方法。これを行えば確実に診断ができるそうです。

しかし、非常にリスクが高い検査であり、現段階では私には不要だとのことでした。

 

生活習慣との関連

健康診断では、血圧は正常、コレステロール値は正常、空腹時血糖値がやや高い、糖尿病を診断する数値、ヘモグロビンA1Cは正常値の上限、との結果でした。

私の場合は、血糖値がやや高めであり、飲酒量も多めなので、そこが発作を誘発するリスクになっているとのことです。

 

発作を誘発するリスクがあるもの

・アルコール

・喫煙

高血糖

・高コレステロール

・高血圧

・ストレス

まさに生活習慣病のリスクが、冠攣縮性狭心症のリスクにもなっているのです!!

 

今後の検査

①採血 →本日実施。血管の炎症反応、BMP確認。

②24時間心電図検査 →連続する2日間受診できる日を選んで予約しました。

 

治療内容

舌下錠である「ニトロ」(後発薬品ではニトロペン)を常時携帯し、症状が出たら

 すぐに内服する。

・自分の脈を確認しておくこと。

 →普段から自分の脈を確認する。リズムが異なる脈を発見したら、"太鼓のリズム”で

  記憶しておき、受診時に医師へ伝える。

・採血と24時間心電図検査結果にて、今後の方針を決める。

 

生活上の留意点

1.適度な飲酒量を守る。

・深酒は絶対ダメ!飲酒するときは水も一緒に飲むこと。

・今のペースの飲酒量を維持すること。

・ワインとチーズの組み合わせはNG。

 

2.普段から自分の脈のリズムを確認する。

 

3.ニトロをお守りに持ち歩くこと。自宅に用意しておく。

・錠剤を生活圏に分散して用意しておく。

・キッチン、リビング、寝室枕元、持ち歩くカバン、職場の机などに、2錠ずつ。

・症状が出たらすぐに内服できるよう、家族や職場の同僚にも薬の場所を伝えること。

 

4.運動、バランスの良い食事摂取、適度な飲酒など、よい生活習慣を維持する。

・血圧、コレステロール、血糖値が悪化しないような生活を。

 

現在の私の状態は、悪化するか、加齢ともに症状が落ち着いていくか、

の分岐点だそうです。悪化して動脈硬化になり、狭心症を発症したくはありません。

生活習慣病にならないような生活を、さらに心掛けていかなくてはならないと思いました。糖質制限も始めてみようと思います。

息子からは「お酒は1杯までにしてね!!」と早速、くぎを刺されました(;´д`)

う~ん、1杯では終われないかも・・・(意志が弱い・・・)。

 

冠攣縮性狭心症での夜間の突然死は多いそうです。

私は今まで、夜間に症状を感じて目が覚めることはありませんでしたが、

先生によると、自覚症状なく発作が起きている可能性もあるそうです( ゚Д゚)

24時間心電図検査で判明するかもしれません・・・・。怖いです・・・(+_+)

 

胸の痛みはかなりきつかったです。死に直結する危険がある病気です。

自分の身体の声に耳を傾け、異変は細かくメモします。

そして、症状が出たら迷わずニトロを内服することを行っていきます。

 

いつ症状が出るかわからない怖さがある病気です。

今日思い切って受診したことで、病気のことを知り、

「ニトロ」という即効薬をお守りで持つことができました。

 

背中を押してくれた家族に感謝です。

 

余談ですが、私は新型コロナワクチンの接種には否定的な意見を持っています。

接種は希望しない方向で考えていましたが。

心臓病という持病が見つかってしまったので、順番が来たら接種したほうが

いいのかもしれませんね…(*_*; 悩みどころです。

 

#しらきメディカルクリニックの白木先生!とでもいい先生でした。

丁寧な説明、質問にも的確に答えてくださり、安心できました。

ありがとうございます!!!!