ご逝去の知らせ(´;ω;`)
夫から知人のご逝去の知らせを受けました。
夫の職場の上司で、私が同じ会社で働いていた時にお世話になった方です。
65歳という若さでの旅立ちでした・・・。
私たち夫婦の結婚式にも来てくださり、祝辞をいただきました。
私はそれ以来お会いしていませんでしたが、夫がずっと交流していました。
2年前の12月、病気で入院していると知りました。小腸がんとの診断でした。
夫は同僚とお見舞いに行きました。手術も成功し、もう少しで退院できると。
みなで安堵したことを覚えています。
退院され、2020年のお正月はご自宅で過ごし、経過観察されていました。
その後は、新型コロナ感染拡大により、もう一度お会いすることは叶いませんでした。
夫はグループラインでやり取りをしていたそうです。
この1年間で入退院を5回ほど繰り返し、治療に専念されていました。
そして今日の訃報。
本当に残念でたまりません(´;ω;`)
2021年のお正月はご自宅で過ごされ、1月中旬に体調に変化あり入院。
昨日ご逝去されました。
新型コロナ禍で、きっと病室で付き添うこともできず、もしかしたらご臨終にも立ち会えなかったかもしれません。ご家族の心境を思うと、本当に心が痛みます。
小腸がんは発見が困難で、発症数も少ない希少ながんとのことです。
小腸は体の奥の臓器であり、内視鏡検査が困難な部位であることから、進行した状態で見つかるケースが多い難治性のがんといわれています。高脂肪食や遺伝性疾患が主なリスク要因であると考えられていますが、原因は明らかになってはいない、難しいがんです。
いつも健康に留意し、運動や食生活にも気を配っていた方でした。
健康に留意していても、病魔に侵されてしまうことは起こります。
切ないです。
小腸がんは初期は殆どが無症状です。便潜査陽性や貧血の進行、腸の狭窄による腹痛や腸閉塞といった症状を契機に、高度に進行した状態で発見されるそうです。十二指腸の病変が進行すると、上記の症状のほか、胆汁の出口を塞いでしまうことで黄疸を来すこともあるそうです。
発見のきっかけは嘔吐だったそうです。腸の狭窄が起き、摂取した食物が腸へ流れず、
戻してしまったのかもしれません。
ケアマネとして気になったこと。
・介護保険認定申請して、介護サービスを利用していたのだろうか。
・ステージや予後について医師から告知がされていて、末期がんと診断があったのか。
・自宅での治療という選択は提案されていたのだろうか。
・どこまで治療するかご本人の意思を確認していたのだろうか。
もしかしたら、ご自宅でお看取りという選択もあったのではないかな、と。
ただ、症例も少なく、難治性で、有効な治療方法も確立途上である小腸がんであると、経験のある在宅医も少ないのかもしれない?病院でないとできない治療があるのかもしれません。
などと、もやもやと思ってしまいました。
知り合いの訃報は、本当に寂しく、心が痛みます。
こういう知らせが来る年齢になってしまいました。
一緒に働いていた先輩、後輩にご逝去の連絡をしました。
久しぶりに連絡を取りました。Hさんが繋げてくださったのですね。
コロナが落ち着いたら、皆と会って、Hさんを偲ぶ会をしたいです。
夫は今朝、Hさんの夢を見たそうです。いつもどうしているかな、と考えていて。
きっと最後に会いに来てくれたのだと思います。ありがとうございます!
心よりご冥福をお祈りいたします。