ワーママ・ケアマネたきぼんの介護・子育て

ケアマネたきぼんのこころが軽くなる介護・子育て・生活のヒント

歯周病との闘い ~80歳でも自分の歯で食べられるように~

 私は歯周病を患っています( ノД`)シクシク…

 

さいころから虫歯になりやすい体質でした。

小学生低学年で乳歯が虫歯に。永久歯に生え変わっても、上下奥歯全てに虫歯。

しかも、(自分では)しっかり歯磨きをしているつもりでも、歯石がつきやすい。

1年間生活していると、下の前歯4本の裏側に歯石ががっつり付くくらいです(;´Д`)。

 

今の歯科医にはもう25年以上、診ていただいています。

最近は歯科の開業が増えていて、自宅の周囲にも多くの歯科があります。

迷ってしまいますよね。歯医者さんの選び方は本当に難しいと思います。

治療の考え方、技術などはもちろん、先生との相性も重要です。

私は妹の同級生がクリニックの歯科衛生士だというご縁で、通院始めました。

妹の友人より、『先生の人柄や技術、治療方針』等々情報をいただき、私も共感できたので、お世話になることを決めました。

いい先生で、信頼して任せています。

 

40代くらいから歯周病の兆しはありました。

歯石がつきやすく、定期的に除去しないと歯の裏側が真っ白になるくらいの私の歯…。

歯石は歯周病の第一歩となります。石になる前に、毎日のケアで除去が必要。

半年に1度の定期通院で新たな虫歯の予防と、歯石除去、クリーニングを実施。

安定していたのですが・・・。

 

7年前に左の一番奥の歯肉が腫れて痛み出しました。歯も揺れています。

急いで受診したところ、歯茎が下がり、奥歯の根元に歯石が付着、炎症を起こしていると判明。いわゆる歯周ポケットがすごく深く、歯の根元の柔らかい部分が表面に出そうなくらいだとのこと。

いつもの治療で落ち着かせるか、または手術での根幹治療をするか。

先生と相談し、家族とも相談し、根幹治療を選択。手術しました。

その後は、3か月ごとに通院し経過観察。年に1回ほどは最近による炎症で腫れることがあるけれど、歯肉も引き締まり、良好な状態でした。

 

爆弾を抱えながらも、定期的な受診で大きなトラブルなく経過していました。

 

先日の定期通院で、3年毎に実施しているレントゲン検査で現状を確認。

そうしたら・・・・さらに歯周病が進行していることが判明(´;ω;`)ウッ…

びっくりです。歯肉が下がり、結構大きな歯周ポケットが映っているではありませんか!!!

 

<診断>

・左上奥歯 →術後の経過。ぐらつきなく安定。炎症なし。

・左下奥歯 →歯周ポケットが深く進行。

・左下犬歯外側 →歯肉が下がり、歯の根元の柔らかい部分が出現している。

・右下奥歯 →歯周ポケットが深く進行。

 

左上下奥歯の歯肉の下降が進行、歯周ポケットの拡大。右下奥歯もその傾向だとわかりました。 悲しい…😢

 

<治療方針>

歯の動揺(ぐらつき)がないので、現在の口腔ケアを継続していく。

専用の歯磨き粉、うがい薬の使用、歯間ブラシでのケアをしっかり行うよう指導。

ブラッシングは力を入れず、優しい力で行うこと。

歯の動揺が出現したら、動かないように固定すること検討する。

 

私はできるだけ歯は抜きたくないと考えています。義歯は嫌です(´;ω;`)。

先生も抜かない治療方針。現在の歯を抜くことなく、固定するという方法があると

知り、安心しました\(^o^)/。

 

「先生!あと30年はもたせたいのですが・・・。」と希望を伝えると、先生は苦笑。

えええ~もたないかも???

 

不安にはなりましたが、とにかく日々のケアが重要です。

先生の指示に従い、口腔ケアをしっかりやっていきます!!

 

歯と口腔内のケアは本当に大切です。

歯が痛んだり、義歯が合わなかったりすると、食欲を失いますよね。

高齢者では口腔内の清潔を保てないと、誤嚥性肺炎のリスクにもなります。

しっかり噛めないと唾液の分泌も減り、消化器系に負担をかけます。

窒息や誤嚥(むせてしまうこと)のリスクにもなります。

何より、食事を美味しい!と摂取できず、低栄養や意欲の低下などに繋がり、生活の質が低下します。

 

今までお仕事で出会った高齢の方で、自分の歯で、またはしっかり調整された義歯で、

なんでもパクパク食べる人は、皆さん総じて心も体も元気です。

私も8020ならぬ、9015位を目指して、自分の口腔ケアをしっかり行おうと思います。

 

義歯の手入れも大変そう・・。

なので、自歯をなるべく長~く保てるようにしていきたいです。

 

早めのケアと定期的な医師の診察。心掛けたいですね!!