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英検4級受験

こんにちは!たきぼんです。

 

2020.10.11は英語検定4級の試験でした。一般会場での試験です。

中学校での試験は3級以上からの受験に限られてしまったので、

一般会場にて申し込みしました。

 

場所見知りと初めてのことが苦手の息子。

これは成長しても変わりない特性。

一般会場での試験に、最初は強い拒否感と不安がありました。

申し込み時点で会場がわからないことが不安。受験会場で知らない子と

一緒に行うことが不安・・・。

申し込んだあとも、「嫌だなあ。受けたくないなあ。」と事あるごとに訴える。

 

試験の10日前に受験票が到着。

会場が判明。もちろん訪れたことがない場所。ここでまた不安を口にする。

「どうしたらいいのか。どうすればいいのか。」と混乱している。

 

小学校までは、このような場合は、当日、親が一緒に会場まで同行するというサポートをしていました。

中学生からは徐々に自分で考え、行動できるようにサポートを変えています。

息子は「お母さんが当日一緒についてきてくれればいいじゃん。」と安易に考えれいましたが、それはNG!!いつもでも親がついていくことはできないからね。

 

私からの提案。受験票に記載されている内容を確認し、下見に行こう。

下見は私も付き添うよ、と。

ただし、試験当日は一人で行くんだよ。頑張れ!!

 

息子は了承し、試験1週間前の日曜日に下見に行くことにしました。

・試験会場の確認

・自宅からの会場までのルートの確認(電車、乗り換え、最寄り駅、所要時間)

・時刻表確認

・最寄駅から試験会場までの道順

・決めたルート、交通機関が使用できないときはどうするかの確認

 

自宅でシミュレーションして、いざ出発。

本当は試験当日と同じ時間での下見が良かったのだけど、朝寝坊してしまい(;^ω^)

午後の出発となりました。

 

ルートと所要時間、乗り換えの目印、駅出口をメモしながら移動。

息子の表情は固く、若干青ざめている(不安な時の表情)。

最寄り駅から会場までの道順を、受験票に記載の地図を見ながら、息子が先導して歩く。私は少し後ろからついていく。

 

「あ、ここ来たことがある!!」急に笑顔!(^^)!

野球やラグビー観戦で訪れた球場を思い出す。

来たことがある場所、と思えると一気に不安が吹き飛んだ様子。

それで気持ちが楽になり、試験会場まですいすいと歩む。ここを目印にすればいいんだ

と自分で納得していた。

 

こんな風に不安がなくなると、もうメモしなくても「大丈夫」という気持ちになる。

会場に到着し、所要時間を確認。当日自宅を出る時間をおおよそ決める。

早く着いたときにどこで待つかを確認するため、周囲を散策。

「ここで座って待つことにする。」と決めた。

 

帰り道はリラックスした表情で、

「来週も大丈夫だな。」「お母さんは来なくていいよ。」

 

帰宅してから、一通り確認。本番に備える。

 

そして、試験当日。

台風14号の影響が心配だったけど、幸い本州からは逸れてくれたので

交通機関に影響なく、予定通り出発。

若干不安そうな表情をするも、玄関で笑顔で見送り、息子は出発。

 

特に途中SOSの電話もなく、無事に会場へ到着して試験を受けました。

 

帰りはホッとしたせいか、自宅最寄り駅に停車しない電車に乗ってしまい、

乗り越すというエピソードはあったけれど(;^ω^)

 

これでまた一つ、ステップアップできた。

時間はかかるけれど、丁寧に準備をすることで、本人の不安が解消し、

安心して行動できる経験を増やしていくことはとても大切だと思っています。

経験を積み重ね、引き出しを増やしていく。

どんなお子さんにとっても、大人にとっても大事なことだと考えています。

 

少しづつ自分で考え行動できるように、サポートしていきます!

 

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