母とのWeb面会 5回目
たきぼんです。
今日はお休み。ということで、老人ホームに住んでいる母とWeb面会を予約。
1か月ぶりに顔を合わせました。
母は、2016年1月に外出先で脳出血を発症し、突然倒れました。
まさに青天の霹靂でした。家族の動揺と悲しみは壮絶なものでした。
今でこそ、母と家族の精神面や生活も落ち着いて、穏やかに過ごしていますが、
ここまで来るまでには山あり谷あり…紆余曲折の日々でした。
やっと当時を振り返ることができるようになってきたので、少しづつ記事にしていきたいと思います。
新型コロナ感染防止のため、2月から面会禁止となりました。非常事態宣言が解除されたタイミングで、面会できるかもしれないと淡い期待を持ちましたが・・・・。
面会制限は現在も継続して続いています。なのでもう8か月、母と会っていません。
面会は週1回ほどの頻度でしていたので、全く会えなくなることに不安がありました。
「認知症が進んでしまわないか。」
「外出や面会での刺激がなくなることで、笑顔がなくなるのではないか。」
「うつ病にならないか。」「食事量は減らない?」
「筋力低下や日常生活動作(ADL)が低下しないか。」
施設に電話で様子を聞いても良かったのですが、「便りがないのは元気の証拠」と
腹をくくり、母の力と施設の力を信じることにしました。
5月にWeb面会が開始。完全予約で、面会時間は5分間!
月1回ほど予約し、画面越しで母と対面で話す時間を持っています。
初回Web面会では、母は混乱。会話どころではありませんでした。画面に娘の顔が映り、声も出てくることに、母の思考が追い付いていかない様子で、「なんかおかしい」と笑ってしまって。職員さんがべた付きで、橋渡ししてくださり、何とか会話。
3か月会わなかったけれど、画面からの様子では母は変わりなく、笑顔で日課をこなしているようでした。
ほっとしました。
私の職場の施設では、家族様と会えなくなることで、認知症が進行したり、不眠や昼夜逆転、感情失禁が出るなど精神的に混乱する方も少なからずいらっしゃいました。
母もそのような変化がないか心配でしたが・・・・
稀有でした。安心しました (^^♪。
・現在の状況を理解して「仕方ない」とよいあきらめの気持ちを持っている。
・あまり気にしていない。
・自分の状況を受け入れている。
・会っていない時間が長いという意識がない。忘れている。
などなど、母は認知機能低下がよい方向に作用し、うまく忘れることでバランスを取っている様子でした。母の頑張り屋で明るい性格、もともと他者に頼らず生活したいと
生きてきた心持ちもよい影響をもたらしたのではないか、と思います。
本当に人それぞれです。
今日は5回目のWeb面会。
徐々に画面越しの会話にも慣れてきた様子で、会話もまずまず弾む♪♪
あーっという間の楽しい5分間でした。
Web面会が開始されたとき、「5分間って短すぎる~!!」と思いましたが、
母にとってはちょうどよい時間でした。もう少し長いと間が持たなかったな。
もう少し認知機能が元気な方ならば、もっと話したくて5分間だと物足りない。
でも、我が家にとっては絶妙な時間でした。
施設から嬉しい連絡が!
本格的な冬になる前に、対面での面会を完全予約制で開始するとのこと。
感染防止対策を行い、換気の良い会議室で、家族3名以内で、アクリル板越しで、
15分間の面会、が許されることになりました\(^o^)/
さっそく予約。私も体調を万全にして、9か月ぶりに会いに行きます!
楽しみだわ~( *´艸`)
#親の介護 #脳出血後 #家族が突然倒れたら